”知”で社会に貢献する

ローマ神話のミネルヴァは商業・医術・学問・芸術を司る女神。その女神ミネルヴァの肩にとまり、彼女を守っていたのが、”知恵の象徴”であるフクロウでした。

ドイツの哲学者ヘーゲルの有名な言葉に、「ミネルヴァのフクロウは黄昏(たそがれ)に飛び立つ」というものがあります。このフクロウはミネルヴァに代わり、その大きな目で世界中を見て知恵を集めるのですが、古い知恵が黄昏を迎えたとき、新しい知恵の到来を告げるために飛び立つとされています。

かつてないほどに混沌とした現代は、ある意味、黄昏だと言えるかもしれません。そんな時代だからこそ、私たちもこのミネルヴァのフクロウのように、新しい知識をたずさえ、高く力づくよく飛び立ち、”知”で社会に貢献したいと考えています。